フィリピン旅行6日目

寝て起きて時刻を見るとすでに昼の4時とかだった。そこからとりあえず行動を開始する。「なにをしようか。」起きてからそう考える、そんなことをずっと繰り返してきた。だがそれでもフィリピンは楽しめたのだ。Jolibee(フィリピンにしかないジャンクフード屋さん)を食いに行こうと決めた。そこで2日目に公園であったおっさんが最後に会いたいといってきたので合流することに。

 

このおっさんはやたらおれのステイ中にテキストを送ってきた。それがなんのインテンションなのかよくわからないが、とりあえずおれが初めてのジャパニーズだったのがうれしかったのだろうか。六時からは2日目に公園で会ったことMeditationをするところに呼んでもらっていたので、すぐに解散した。

 

その後目的地に向かったのだが、それにしても車が多すぎる。タクシーも捕まえられない。Uberも来ない。Burgosの近くのとおりはクレイジーだ。本当にトラフィックが多すぎる。

 

30分ほど遅刻してその場所についた。宗教っぽかったが、宗教とはちょっと違う感じだった。単にMeditationをしに来ている人もいるのかもしれない。その後軽食が出て、みんなで食べた。いい人たちばかりだった。

 

その後はその女の子とまたPenthouseへ向かった。その子はここへ来たことがないらしい。またあのいい音楽と景色とバイブがそこにはあった。フィリピンに来てこんなにも色んなつながりをつくれるとは思っていなかった。現地の子とこうして遊ぶ。それが旅のだいご味だとおれは思っている。

 

カクテルとフッカをまた頼み、彼女と話す。しょうもないことから、人生のこと、男女関係のこと、色々話した。彼女は本当に人の話を聞くのがうまい、というよりかは話していて心地がいい。無駄な壁を作る必要のないタイプの女の子だ。

 

また会えたらどれだけいいだろう。またフィリピンへ帰ってこよう。そんなことを考えながらその場をあとにした。

 

最後にまたあの公園へ行き、ハグをして別れた。これでフィリピン旅行はすべてだ。最初から最後まですべてがおれにとってはいい思い出だ。

色々な人に会って、自分を見返すきっかけにもなった。あんなにがんばっているあの彼女にも影響を受けた。

「まじめにもまじめじゃなくもどっちもしたい。」まあそれは大事だ。勉強とかいろいろなにがまじめでなにがそうでないかとかはあんまり区別がつかなくなってきていたが、おれももう本気で生きる時がきている。そんなことを考えながら、そしてやはり寂しさをおぼえながら、帰りの飛行機の中で浅い眠りについた。

フィリピン5日目

月曜日だ。起きたのが夕方4時。完全に昼夜が逆転していた。

 

土曜にウィードを一緒に吸った彼女らとまた遊ぶ約束をしていたのだが、結局会えずまた一人でチルすることに。

 

飯を食い、またあの公園へ。すっかりあたりは暗くなっていた。公園で寝ていると、横でなにやらDjという単語や音楽について話しているとわかった。

こっちの人はタガログ語に混ぜてたまに英語を使う。タガリッシュと呼ばれているらしい。だからなんとなくはなにについてしゃべているかは断片的にわかった。

 

少し目が覚めたので話しかけてみる。" Do you gus dj?" 少し微妙な間があったが、フレンドリーにしゃべりかけていると最初よりかは心を開いてくれた。おれが話しかけた女の子はラジオでDJをしているらしく、他の男三人はダンサー、本職はなにかビジネスだ。そしてあとからきた女の子二人も同じビジネスをしているらしい。つまりその子たちは同じ会社で働く同僚という感じらしい。いまこの公園では来週のクラブのイベントに向けたダンスの練習をするらしい。

彼らも本当にフレンドリーで、"Let's dance together Ayumu!"と誘ってくれた。本当にフィリピンの人が好きだ。

 

彼らと別れたあとは近くにあるPenthouseというバー兼レストランのような場所にいった。そこはビルの24階で、吹き抜けだ。外の風を感じながらマニラの景色を一望できる。毎日なにかしらのゲストがきているらしい、singerやモデルなどだ。

そこでシーシャとカクテルを頼み、チル。かなりいい場所だが、いい場所すぎて一人ではもったいない。誰かといて盛り上がりたいような場所だ。貸し切りなどすればかなり楽しいだろう。値段ももちろんお手頃だ。こんないい場所東京なら飯、酒などで数万円はするだろう。

彼女に連絡すると仕事を少し中断して会いに来てくれた。夜の10時頃だ。本当に彼女は頑張り屋だ。そのエネルギーがどこなのか知りたかった。ただ理想の自分になるためにそうしているらしい。バランスよく生きている、そんな感じだ。

 

この旅行や、韓国の旅行、まただらだら過ごしまくった日々を振り返って、やはりなにか他に本気でしていないと、もしそれがつらいことだったとしても、人生のスパイスが足りない。ケーキは好きだ、けどケーキばかり三食365日食いたいと思うだろうか。答えはおれの場合NOだ。自分を探すというのならなにかしなければいけない。それがなんだとしてもそれをしたあとのほうが、そしてしているときもケーキじゃなくなにか苦いものを食べているときだと思えばいいのだ。もちろんそれだけじゃだめだ。だがそのスパイスも、その栄養もおれの人生には必要だろう。これがいまの答えだ。甘えを断ち切る答えだ。

 

そう思いながら空港へ向かう。

 

なんと時間を間違えていて乗り過ごした。3000ペソ余分に払って明日の同じ時間にしてもらった。最悪だ。

 

空港でUberの乗り場を聞いていた。ややこしい場所だ。そのうちの一人の女の子が、私送ってあげるわよ、とまた日本では考えられないオファーをしてくれた。パーソナルドライバーがいるらしい。なんでこんなあったばかりの意味がわからないやつを乗せてくれるのか、おれはどう反応していいかもわからず、というのは感謝をどう表すべきなのか、とりあえずThank youとだけずっと言っていた。

 

道中なんでフィリピンに来たのかと聞かれたとき、ガールフレンドといったら、そのときに残念そうな感じだった。"I was feeling fateful things"とか言ってたから気に入ってくれてたのかもしれない。

 

またCondoに戻ってきたが、彼女は明日も仕事だ。相変わらず朝の三時くらいに起きずっと作業をしている。そんな横でおれは自分に落ち着かず、ただ旅の記録を残しながら自分を振り返っていた。

フィリピン四日目

起きたのは昼の3時とかだった。いつも通り頭がまだ少しハイだ。彼女は爆睡している。仕事の疲れもあるのだろう。

なくなっていたトイレットペーパーを買いに行くため、一人で近くのモールに行くことに。

すっかりフィリピンが心地よくなっていた。外へでるとエネルギーがそこにある。気分がいい。

 

その日は本当になにもしなかった。ただモールへ飯を食いにいった。次の日彼女は仕事で朝が早いらしく、早めに就寝することに。

 

このときまた、自分はなにをしているんだろうという焦りに陥った。なにかをがんばらなければ。それは面倒なことかもしれない、だがそれをしている人が輝いてみえるというのは、それがいいことだと自分で認めている証拠だろう。楽していきるというのはそれがただのサボりなのか、それとも効率よく生きているから楽なのかなど色々な考えがあるがそれは自分で決めるしかないし、それでいいかもわからない。

おれは著しく自制心が低いのだろうか。わけもわからず、それでいいかの確認も怠る。ではなにをしたいのか。それすらもわかっていない。そしてただその場の人と楽しみ、それで終わる。その一瞬が大事なときもある。しかし終わってみてからよかったと思えることもあるだろう。人生はプロセスだ。それが幸せの度合いを決める。たしかにそうだ。しかしそのプロセスすべてを楽しいものにしようとするのはどうなのか。それは本当に楽しいのか。そんな自問自答をしはじめ、寝れないとわかったおれは、一人でP.Burgos streetにあるフッカ屋にいくことに。

 

ここBurgosはマニラの風俗街だ。だが本当に街自体の規模は小さい。本当に一つの小さな通りにすべてが凝縮されている感じだ。フッカを吸う場所は屋外で、その通りがよく見えた。物乞いや、ストリートチルドレンなどがいる。金をせびってくるのだ。なにも言わず目をじっと見つめると、ただこっちを見て手を使い金をくれという合図を送ってくる。おれはそのときなにを思ったのか。なにも感じていなかった。ただ冷静にこういう世界がある。そう客観的に判断しつつ、その場にとけこんだ。その人たちは何を考えてそうしているのか、なんの目的なのか。その人たちの生活は。そんなことを考えていた。

女の子もやたら前を通る。風俗嬢だ。おれはただ話したいだけだったのだが、どの子も"Massage with happy ending"のオファーをしてくる。やはりこれをしないと食っていけないからしているのだろうか、それとも副収入か、いずれにせよ金の問題なのか。そんなことを考えていた。

 

そうこうしているうちにフッカが死んだ。金を払い、ストリートの暇そうな女の子に話しかけた。やはりマッサージやBlow jobをオファーしてくる。

金を払いたくない。女が欲しかったら普通の子と仲良くなればいい。そう言いはっていると、フリーでBlow jobをするという。理由は"Cuz I'm bored"らしい。

 

結局なにもしなかったのだが、タクシー代100ペソをせびられた。仕方なく払った。あとで聞いたのだが、その子はトランスジェンダーらしい。ブツはまだある。これも初めての経験だった。

 

結局その日帰ったのが朝の4時くらい。そこから眠りについた。

フィリピン旅行三日目

朝起きるとすでに昼の1時だった。土曜日だ。彼女の仕事はない。とりあえずまた近くのモールへいくことに。

Green beltだ。しかしそこは五つのモールが一つの場所ですべてつながっているらしい。でかい。服をみたり、お土産をみたり、普通にデートを楽しんだ。それにしても服が安い。一枚500ペソ、つまり1000円くらいだ。クオリティも悪くない。柄が特殊なものが多かった。普通にいい柄もあったが、ボーダーとクリエイティブな柄を合わせたガラガラコーデを一つのTシャツでしてしまっているやつなどがあった。原宿でも受け入れられないだろう。

 

その後はBGCというエリアに行き、シーシャを吸ってからクラブへいくことに。BGCはおしゃれな雰囲気の小ぎれいな場所という感じだ。クラブやバーが多い。シーシャの場所はLary's cafe and barというところだ。シーシャもまあまあよく、おれがEDMをかけてくれと頼むとおれが言った曲をすべてかけてくれた。最終的にはおれの携帯をそのままつないで流してくれた。チップを多めに渡し、その場を去った。

いい感じに酔って向かったのは、Valkyrieというクラブだ。現地の人にいいクラブはどかと聞くとき、必ずみんながそこだと言った。

だがこのとき問題だったのはおれが短パンをはいていたことだ。フィリピンでは短パンはドレスコードとして認められていないらしい。かなり厳しい。500ペソが入場料なのだが、"I can pay double or triple price" と交渉して粘る。だがダメだった。

それでも妥協できないおれは、タクシードライバーに500ペソでお前の長ズボンと変えてくれと頼み、長ズボンをゲット。彼は肥満体質だったので、借りたズボンはやたらでかかったが、入場はできた。ズボンにとっては破格の値段だったが、それでもいい。ただいい時間を過ごしたかった。

 

中はかなり広かった。テーブルが両サイドにあり、ステージがど真ん中だ。音はそこまででかくない。ただ選曲がおれにとってドはまりだった。Sweet escape by Alessoをクラブで聞いたのは初めてだった。着いたのが3時とかだったからかもしれないが、人はそこまでクレイジーに踊っていなかった。おれの想像とは違った。だがどこのクラブでも楽しむことはできる。パリピを巻き込むのだ。

結局その夜はいい夜だった。いいバイブのやつらとも会えた。そしてそのあとクレイジーだったのが、その中であったやつらが一緒にウィードを吸ってくれるというのだ。フィリピンでのフリーウィード、最高だ。

そのまま彼らの車に乗り込み、彼らの家へ。彼女にとっては初めてのウィードだったが、人をハイにするのは得意なので大丈夫だ。明日は日曜なので仕事もない。初めての場合ハイと気づかない場合があるのだ。

おれら二人を合わせ、全員で6人のSquad(グループ)だ。彼らがもっていた吸う道具は、小さいガラスの包みたいなものだ。その先っちょにウィードをつめて吸う。初めて見たタイプだった。

最初はあまりこなかったが、吸っていくうちにくそハイになった。悪くないクオリティだ。おそらく人を知っているかでだいぶ違うが、フィリピンにもまあまあいいウィードはある。彼女も初めてにしてはくそハイになっていた。音楽の感じ方、視覚の違いなどを教えた。これを禁止する国が本当に意味が分からない、時代遅れだ。地球上の全員が一斉にウィードを吸って会話ができれば、戦争がなくなるとおれは信じている。

 

帰って寝る時に時間をみると、朝の9時半だった。今までで一番の土曜の夜だった。冒険は大好きだ。

フィリピン旅行2日目

金曜日だ。彼女は仕事で朝から夜の9時とかまで会えない。かなり忙しいみたいだ。スタートアップはそんなもんらしい。朝おれが寝ているとき、五時くらいに起き、パソコンを開きながらコーヒー片手にその日の仕事のための準備をしている。いまだになにをしたいのかわかっていない、わかりきれていない自分に少し嫌気がさしたのとともに、そんな彼女のことを尊敬した。日本をたってから二か月。ずっとこんなペースで働いていたのか。そんな風に眠い目をこすりながら、しかし脳ははっきりと「お前はこれでいいのか。今ここでなにをしてる。自分の人生を充実させろ。」そんな風に言っているのがわかった。

「またあとで。」バリバリ働いているキャリアウーマンを想像してほしい、彼女が彼氏を家においてでていくときのドラマのシーンみたいに言い、彼女は出ていった。

 

たしかおれが二度寝して起きたのが15時頃だった。深夜に昨日ついたせいもあってかなり寝ることができた。とくに予定はなかった。とりあえず外へでよう。そう思い外へでる。

昼のフィリピンを見るのは初めてだった。抱いた感想を一言でいうならこうだ。Full of energy ただただエネルギーに満ち溢れている。このエネルギーはどこからきているのか。あふれる人、あふれる車、その人たちの話声や笑い声、そしてそれらの車の音、温かい気候。すべてがこのフィリピン、マニラのエネルギーを生み出していた。日本にこんなエネルギーはない。ただ歩いているだけで楽しかった。

 

歩いているだけで日本にはない珍しいものを多く見れた。ジプニー、バイクの横に座席がついてある謎の乗り物(タクシーみたいに人はつかっていた)、路地で販売されている果物や肉など。こんなにも世界は違うのかと感動した。

 

歩いていると綺麗なモールについた。目をすこしそらせばきたいない路地や店がたくさなる。しかしまた少し目をそらせばこんな綺麗なモールがある。そのギャップがとても不思議だった。これが貧富の差か。などよくもわからずただ漠然とそう思っていた。

 

少し先にでかい公園があるとマップで発見し、そこへ向かうことに。途中で綺麗な三人組の女の子がいたので道をきてみることに。

"Do you know how to get to the triangle park?" すると親切に聞き、本当に親切に教えてくれた。そこから少し話してみると彼女らはマニラの P.Burgos streetという風俗街のようなところがあるのだが、そこでおそらくバーかなにかで働いているらしい。どうりで綺麗でどこか小ぎれいだった。おれがJapaneseだということを話すとかなり食いつかれた。ここで国力がいかに人に影響を及ぼすかを知った。ただJapaneseというだけでこんなにも違うのだ。おそらく日本にいるホワイトなどはこういう経験をしているのだろう。自分がその国の出身であるだけでなにかを得られる感じ。不思議だった。そして少し悲しくなった。

 

その後その公園"Ayala triangle gardens"に着いた。すっかり暗くなっていた。ここの広場のようなところは本当にきれいだ。木がたくさん生えており、芝生もある。そしてところどころにオレンジ色の楕円形の電気がある。少し夏祭りのような感じ、だがもっと落ち着きのある、なにかそこでずっと居座れそうなリラックスした雰囲気。すぐにこの場所が気に入った。

近くにあるコンビニでとりあえずビールとフィリピンのたばこを買い、公園のみんなが適当に座っている場所に座り、隣に座っていたおっさんに話しかけてみた。

"How are you doing tonight?" 

話すとおっさんはここらの銀行で働いているらしい。しかもおれが初めて会ったJapaneseらしい。"Do you wanna drink something?" 公園の中というか端にあるレストランに連れて行ってくれた。そこでフィリピンビールを奢ってくれた。ここの人たちはなぜこんなにもいいやつらばかりなのか。居心地のよさがはんぱじゃない。

その後8時半くらいにおっさんとわかれ、彼女の仕事が終わるまでの間、また少し公園でチルしていた。また誰かに話しかけてみる。ちょうど女の子が一人で座っていた。

"This is a good place. I really liked here" 隣に座り適当にしゃべる。この子もいい子で他人のおれとも普通に話してくれた。彼女の名前はImee 年もおそらく近かった。フリーのカメラマンや映画監督をしているらしい。そんな風には思えない素朴な感じでそして落ち着いた雰囲気だった。偶然にもおれと彼女が行こうとしていた場所にその子も友達と行くらしく、あとで合流することになった。こんな風に友達を作れる場所なのだ。おれにぴったりの場所だった。

 

彼女と合流し、Greenbeltというモールへ向かった。ここもまた綺麗な場所で、きれいなオレンジのライトや、中庭にある木や池など、すべてがとりあえずいい雰囲気で、とても発展途上の国のイメージとはかけ離れていた。

フィリピンの料理の店で晩飯を食うことに。ギシンギシンという料理を頼んだ。スープのようなもので、中に歯ごたえのある野菜が入っていた。これをごはんにかけて食べる。めちゃくちゃうまかった。正直腹がへっていなかったのだが、普通に食えた。

 

その後さっきの公園であった子と合流した。その子の友達もいて四人で話した。特に内容は覚えていないが、唯一覚えているとしたらウィードはあるかという話だ。その子たちもコネクションはあるらしい。大統領のニュースなどを見ていた側からすると驚きだったが、まあどこでも入手方法はあるという感じだ。また遊ぼうと約束をして、その日はその子たちと別れた。

その後は彼女のCondoの近くのシーシャ屋に行った。フィリピンはまあまあシーシャもある。(マニラしか知らないが。)Buddhaという場所だ。中は薄暗くバーもあり、いい雰囲気だ。ただシーシャの質はそこそこ。断然日本のものよりは安いが。おそらくそこは500ペソあたりだったはずだ。

 

それでその日は終わりだ。ただフィリピンを好きになる一方だった。

フィリピン旅一日目

フィリピンへの旅行の日がきた。まずなぜフィリピンへ旅をしようかとした理由は二つだった。一つ目は女の子に会うこと。日本人で、日本にいるときにお互い好きだった子だ。その子は日本の会社につとめているのだが、その仕事の関係でこっちへ来ている。もう一つの理由はなぜか東南アジアでインターンをしたくなっていたからという理由だ。

 

飛行機を降り立ったときは深夜だ。気候の違いにまず気がついた。日本はまだ肌寒いが、こっちはもう夏だ。というかずっと夏だ。

入国審査までの道で、同じ飛行機でのってきたフィリピン人と東京のことなどを話す。本当にフレンドリーだ。アメリカンに近いものを感じた。

その後おれがSIMカードを買っているとその子が同じ場所へきた。おれがキャッシュがなくて払えないと困っていると、「私が払うよ。」といって払ってくれた。

フィリピンではいくつか、というかかなり多くのこういう感じの体験ができた。彼らは人に無条件になにかを与えるだけの器量がある。というかそういう文化なのかも知れない。すぐにフィリピンのことが好きになったと同時に驚いた。

 

同じようなことがこのあとにもすぐ起きた。タクシードライバーだ。

あらかじめおれが会いに来た女の子からは空港から家の場所までいくらくらいでいけるかとかは聞いていたからその値段くらいで頼む、とかいうことを念押ししてドライバーにきいていた。300ペソくらいだ。

するとそんなことは全く関係なかった。そのドライバーは日本語をまあまあしゃべれて、おれは英語、相手は日本語という謎の状況だ、でそのまま目的地へ着いた。そのドライバーがおれに行ってきた金額はなんと68ペソ。おれと話すのが楽しかったのとおれが最後の客だったからいいらしいとのこと。結局200ペソくらい多めに払ってしまった。

 

フィリピンは危ないとかだましてくるとかやたらそういううわさばかり聞くがそんなことはない。たしかにそんなやつらもいるのだろう、だからそういう情報が回る。だけどそんな情報だけでその国を判断したりするのは軽率すぎる。

Djスクール初日 Beat matching

アメリカへ留学して一番影響を受けたのが音楽だ。アメリカのカリフォルニアにはRaveと呼ばれる日本でわかりやすくいうとUltraみたいなでかいEDMのイベントが最低でも月に一回はある。

そのほとんどに現地の友達といきFucked upしてきた筆者はDjになることを決意。

 

向こうのRaveは本当に音楽を楽しみにきているやつらだけがいる。もちろんフェス内はみんなトんでいる。ちなみにウィードではない。もっと強いものだ。そこのVibeはどこにもないそのRave内でしかないもので、ただ音楽好きのやつらが音楽と同じ世界で共存していて、そのイベント内にいるみんなが一つのでかい家族みたいな空間、それがカリフォルニアのRaveにはある。これを知らないまま死ななくて本当によかったと感謝している。

 

話がそれたがDjスクール初日に習ったことは、Beat matchingと呼ばれるものだ。これはキックと呼ばれる一番後ろの重低音を二曲どうじに流す際に合わせるスキルだ。

曲は声なしの簡単なもので、キックを合わせる練習をし、その日は終了。Beat matchingに関しては習うというよりかは、その音同士がちゃんとあっているかを聞き分けられる能力、つまり耳のよさに依存してくると思った。

正直一時間三千円くらいもの授業料を払いたくなかったが、まだ始まったばかりだ。