韓国旅行4日目

明治のやつらへ連絡を入れる。「今日は結局一緒に合流していいのかい。」すると留学生の彼とその友達の男に、明治のやつらだけでの集まりだからやっぱりきついてきなことを言われた。

そのこと自体に関してなにか怒るなどの感情はなかっただ、ただなぜこんなにもアジア圏(少なくとも日本と韓国)のやつらは初めに心のバリアを張るのかと目の当たりにしながら考えさせられた。アメリカ留学を経て向こうのスタンダードに慣れてしまったせいで、こういうことになると少しなにか自分とのズレを感じるようになった。新しい人を誘うのになにか理由やグループの構成などを気にする必要があるのか。

 

なにか人に会える場所に行かなければ。そう思いひらめいたのが「なにか国際交流会のようなものがSeoulでもあるんじゃないか。東京にはたくさんあった。」

案の定International partyというようなものを見つけ、ちょうどその日開催だった。時間は夜の七時からだ。毎週4回くらいイベントを開催しているみたいだった。速攻行くことに決定。

昼からは適当に観光名所をぶらぶらまわる。そして適当にローカルな店で昼飯を食った。やはり飯がうまい。そして安い。店のおばちゃんもいい人だった。「コマウォ(ありがとう)」と言い、その店を去る。

そのあともともと会う予定だった子たちが通う、KUへ行った。Seoulは東京に似ていて電車でどこでもすぐに行ける。30分あれば本当にどこでもいける。

KUへ着いてまず思ったのが、「くそでかいしなんて綺麗な建物だ。」くそでかいというのは敷地が広い。そして建物が西洋風のものだった。早稲田と立ち位置としては韓国の中では同じなのだが、はるかに早稲田よりかは頭がいいらしい。韓国の学生は勉強をかなりする。させられる環境らしい。

 

KUで適当に時間をつぶし、あわよくば誰かに遭遇できないかと思っていたが、もういい時間なのでイベントへ向かうことに。ほんとうに「なぜ少しでも会おうとしてくれないのか。」という問いを止めることができなかった。

 

International partyの会場についたのが、結局夜の10時半とかだった。建物の3階と4階で、バーのようなところだった。すっかり会場はグループができあがっている。ただ一人でいる女の子を発見した。「Hey How are you doing tonight?」聞くと彼女はこのパーティのスタッフの友達らしい。彼女もかなりあどけない感じで、笑い方がむじゃきでかわいい。あとでわかったのだが年はなんと27だった。正直全く見えないし、なんなら21の俺よりも下なんじゃないかとも思うくらいだった。

その子を連れて他のグループに入っていく。三人でしゃべっているところがあったのだが、彼らは全員Koreanだった。男1女2のグループだ。そしてなんと彼らも27らしい。27のやつらにしか話しかける才能がないと思った。

ただクールなやつらで、おれとの会話を気に入ってくれた。

 

そしてその後その三人と他のグループのやつらとでクラブへ行くことに。だが途中ではぐれてしまった。

結局おれら四人で飲むことに。韓国の居酒屋のようなところに連れて行ってくれた。これが初めておれが韓国の現地人らとhang outできたときだった。これがしたくて韓国にきたのだった。そこの現地の人と現地の人がすることをする。これがおれにとっての旅の醍醐味だ。

Sojuの飲み方や、そのボトルの振り方、そして韓国料理の食べ方などを教えてくれた。Sojuは昔身体に悪い化学物質を使って作られていたらしい、だから飲む前に振る、というのが昔では風習だったと教えてくれた。

とにかく楽しい時間だった。おれもかなり楽しめたし、彼らもかなり楽しんでくれたようだ。その後結局彼らは帰ることに。おれはもう電車もないし、この街の雰囲気をもう少し楽しみたかったので一人でもクラブへ行くことに。

AURA、というクラブに人がやたら並んでいる。EDMが聞こえてくる。ここに決めた。

おれの一個前の列に女の子の二人組がいた。話しかけてみる。「How are you guys doing tonight?」そのから会話がはじまり、かなり酔っぱらっていたみたいでテンションやたら高めに話す。おれもいい具合に酔っていた。話を聞いていると、三月一日は韓国のNational holidyらしい。「So today is really important day for us. Sorry but we can't celebrate with you tonight. Because we have to escape from Japan.」彼女らはこんなニュアンスのことを言っていた。衝撃だった。歴史の授業を全く聞いていなかったし勉強もしてこなかったが、現実ではまだ歴史上の爪痕が残っているのだ。たしかにテレビで放送されているようなことは過剰かもしれない。だが確実にまだ歴史の爪痕がここには残っていた。彼女らはおれに冷たいだとかひどいことを言ったりだとかそういうことはしない。ただ小中高の教育を経て刷り込まれる他の国に対するマインドセットというものを、はじめて目の当たりにし、少し複雑な気持ちになった。

 

しかしもちろんクラブに入るとそんなことは関係なしに楽しめた。なんとなくバブルのような印象を受けるクラブだった。少し高い場所に女の子がおり躍っている。かなりこんでいた。いい雰囲気だ。やはり日本のクラブよりもこっちのクラブのほうがアツい。彼らのダンスはかなり激しいしおれが肩をたたいて一緒に踊るそぶりをみせるとノってくるやつらが多い。その日は結局朝の7時まで残っていた。

 

ふらふらになりいつものホステルに帰宅。ただただ楽しい夜だった。