フィリピン旅一日目

フィリピンへの旅行の日がきた。まずなぜフィリピンへ旅をしようかとした理由は二つだった。一つ目は女の子に会うこと。日本人で、日本にいるときにお互い好きだった子だ。その子は日本の会社につとめているのだが、その仕事の関係でこっちへ来ている。もう一つの理由はなぜか東南アジアでインターンをしたくなっていたからという理由だ。

 

飛行機を降り立ったときは深夜だ。気候の違いにまず気がついた。日本はまだ肌寒いが、こっちはもう夏だ。というかずっと夏だ。

入国審査までの道で、同じ飛行機でのってきたフィリピン人と東京のことなどを話す。本当にフレンドリーだ。アメリカンに近いものを感じた。

その後おれがSIMカードを買っているとその子が同じ場所へきた。おれがキャッシュがなくて払えないと困っていると、「私が払うよ。」といって払ってくれた。

フィリピンではいくつか、というかかなり多くのこういう感じの体験ができた。彼らは人に無条件になにかを与えるだけの器量がある。というかそういう文化なのかも知れない。すぐにフィリピンのことが好きになったと同時に驚いた。

 

同じようなことがこのあとにもすぐ起きた。タクシードライバーだ。

あらかじめおれが会いに来た女の子からは空港から家の場所までいくらくらいでいけるかとかは聞いていたからその値段くらいで頼む、とかいうことを念押ししてドライバーにきいていた。300ペソくらいだ。

するとそんなことは全く関係なかった。そのドライバーは日本語をまあまあしゃべれて、おれは英語、相手は日本語という謎の状況だ、でそのまま目的地へ着いた。そのドライバーがおれに行ってきた金額はなんと68ペソ。おれと話すのが楽しかったのとおれが最後の客だったからいいらしいとのこと。結局200ペソくらい多めに払ってしまった。

 

フィリピンは危ないとかだましてくるとかやたらそういううわさばかり聞くがそんなことはない。たしかにそんなやつらもいるのだろう、だからそういう情報が回る。だけどそんな情報だけでその国を判断したりするのは軽率すぎる。