フィリピン四日目

起きたのは昼の3時とかだった。いつも通り頭がまだ少しハイだ。彼女は爆睡している。仕事の疲れもあるのだろう。

なくなっていたトイレットペーパーを買いに行くため、一人で近くのモールに行くことに。

すっかりフィリピンが心地よくなっていた。外へでるとエネルギーがそこにある。気分がいい。

 

その日は本当になにもしなかった。ただモールへ飯を食いにいった。次の日彼女は仕事で朝が早いらしく、早めに就寝することに。

 

このときまた、自分はなにをしているんだろうという焦りに陥った。なにかをがんばらなければ。それは面倒なことかもしれない、だがそれをしている人が輝いてみえるというのは、それがいいことだと自分で認めている証拠だろう。楽していきるというのはそれがただのサボりなのか、それとも効率よく生きているから楽なのかなど色々な考えがあるがそれは自分で決めるしかないし、それでいいかもわからない。

おれは著しく自制心が低いのだろうか。わけもわからず、それでいいかの確認も怠る。ではなにをしたいのか。それすらもわかっていない。そしてただその場の人と楽しみ、それで終わる。その一瞬が大事なときもある。しかし終わってみてからよかったと思えることもあるだろう。人生はプロセスだ。それが幸せの度合いを決める。たしかにそうだ。しかしそのプロセスすべてを楽しいものにしようとするのはどうなのか。それは本当に楽しいのか。そんな自問自答をしはじめ、寝れないとわかったおれは、一人でP.Burgos streetにあるフッカ屋にいくことに。

 

ここBurgosはマニラの風俗街だ。だが本当に街自体の規模は小さい。本当に一つの小さな通りにすべてが凝縮されている感じだ。フッカを吸う場所は屋外で、その通りがよく見えた。物乞いや、ストリートチルドレンなどがいる。金をせびってくるのだ。なにも言わず目をじっと見つめると、ただこっちを見て手を使い金をくれという合図を送ってくる。おれはそのときなにを思ったのか。なにも感じていなかった。ただ冷静にこういう世界がある。そう客観的に判断しつつ、その場にとけこんだ。その人たちは何を考えてそうしているのか、なんの目的なのか。その人たちの生活は。そんなことを考えていた。

女の子もやたら前を通る。風俗嬢だ。おれはただ話したいだけだったのだが、どの子も"Massage with happy ending"のオファーをしてくる。やはりこれをしないと食っていけないからしているのだろうか、それとも副収入か、いずれにせよ金の問題なのか。そんなことを考えていた。

 

そうこうしているうちにフッカが死んだ。金を払い、ストリートの暇そうな女の子に話しかけた。やはりマッサージやBlow jobをオファーしてくる。

金を払いたくない。女が欲しかったら普通の子と仲良くなればいい。そう言いはっていると、フリーでBlow jobをするという。理由は"Cuz I'm bored"らしい。

 

結局なにもしなかったのだが、タクシー代100ペソをせびられた。仕方なく払った。あとで聞いたのだが、その子はトランスジェンダーらしい。ブツはまだある。これも初めての経験だった。

 

結局その日帰ったのが朝の4時くらい。そこから眠りについた。