フィリピン5日目

月曜日だ。起きたのが夕方4時。完全に昼夜が逆転していた。

 

土曜にウィードを一緒に吸った彼女らとまた遊ぶ約束をしていたのだが、結局会えずまた一人でチルすることに。

 

飯を食い、またあの公園へ。すっかりあたりは暗くなっていた。公園で寝ていると、横でなにやらDjという単語や音楽について話しているとわかった。

こっちの人はタガログ語に混ぜてたまに英語を使う。タガリッシュと呼ばれているらしい。だからなんとなくはなにについてしゃべているかは断片的にわかった。

 

少し目が覚めたので話しかけてみる。" Do you gus dj?" 少し微妙な間があったが、フレンドリーにしゃべりかけていると最初よりかは心を開いてくれた。おれが話しかけた女の子はラジオでDJをしているらしく、他の男三人はダンサー、本職はなにかビジネスだ。そしてあとからきた女の子二人も同じビジネスをしているらしい。つまりその子たちは同じ会社で働く同僚という感じらしい。いまこの公園では来週のクラブのイベントに向けたダンスの練習をするらしい。

彼らも本当にフレンドリーで、"Let's dance together Ayumu!"と誘ってくれた。本当にフィリピンの人が好きだ。

 

彼らと別れたあとは近くにあるPenthouseというバー兼レストランのような場所にいった。そこはビルの24階で、吹き抜けだ。外の風を感じながらマニラの景色を一望できる。毎日なにかしらのゲストがきているらしい、singerやモデルなどだ。

そこでシーシャとカクテルを頼み、チル。かなりいい場所だが、いい場所すぎて一人ではもったいない。誰かといて盛り上がりたいような場所だ。貸し切りなどすればかなり楽しいだろう。値段ももちろんお手頃だ。こんないい場所東京なら飯、酒などで数万円はするだろう。

彼女に連絡すると仕事を少し中断して会いに来てくれた。夜の10時頃だ。本当に彼女は頑張り屋だ。そのエネルギーがどこなのか知りたかった。ただ理想の自分になるためにそうしているらしい。バランスよく生きている、そんな感じだ。

 

この旅行や、韓国の旅行、まただらだら過ごしまくった日々を振り返って、やはりなにか他に本気でしていないと、もしそれがつらいことだったとしても、人生のスパイスが足りない。ケーキは好きだ、けどケーキばかり三食365日食いたいと思うだろうか。答えはおれの場合NOだ。自分を探すというのならなにかしなければいけない。それがなんだとしてもそれをしたあとのほうが、そしてしているときもケーキじゃなくなにか苦いものを食べているときだと思えばいいのだ。もちろんそれだけじゃだめだ。だがそのスパイスも、その栄養もおれの人生には必要だろう。これがいまの答えだ。甘えを断ち切る答えだ。

 

そう思いながら空港へ向かう。

 

なんと時間を間違えていて乗り過ごした。3000ペソ余分に払って明日の同じ時間にしてもらった。最悪だ。

 

空港でUberの乗り場を聞いていた。ややこしい場所だ。そのうちの一人の女の子が、私送ってあげるわよ、とまた日本では考えられないオファーをしてくれた。パーソナルドライバーがいるらしい。なんでこんなあったばかりの意味がわからないやつを乗せてくれるのか、おれはどう反応していいかもわからず、というのは感謝をどう表すべきなのか、とりあえずThank youとだけずっと言っていた。

 

道中なんでフィリピンに来たのかと聞かれたとき、ガールフレンドといったら、そのときに残念そうな感じだった。"I was feeling fateful things"とか言ってたから気に入ってくれてたのかもしれない。

 

またCondoに戻ってきたが、彼女は明日も仕事だ。相変わらず朝の三時くらいに起きずっと作業をしている。そんな横でおれは自分に落ち着かず、ただ旅の記録を残しながら自分を振り返っていた。